お腹の冷えの治し方は?予防の仕方や対策グッズを活用して快適に過ごそう
手足の冷えだけでなく、お腹を冷やして体調を崩す方も増えています。
ふとお腹の調子が悪いように思えて腹部に触れると、なぜかひんやり冷たいという方もいるぐらいです。
お腹が冷えると体全体の不調にも繋がりますので、普段から予防できるようにしておきたいですね。
お腹の冷えの原因と治し方
お腹の調子が悪いな、と誰もが一度は思うことでしょう。
トイレに行って用を足せば楽になるというレベルであれば特に問題ありませんが、お腹がゴロゴロして下しやすく、下痢などにもなりやすい方もいます。
そうなると、今度はお手洗いにこもりきりになったり、「いつトイレに行きたくなるか分からなくて…」と不安になったりもしますよね。
冬は元々気温が低いため冷えやすいのですが、最近は夏でも冷房を使って体が冷えやすくなってしまっています。
外からの寒さであれば服を着込んだりすればいいのですが、体の中、内側である内臓が冷えてしまった結果、お腹が冷たくなってしまうこともあるのです。
よく「手足は暖かいのにお腹は冷たいのはなぜだろう?」と不思議になる事はありませんか?
内臓が冷えると代謝が落ちやすくなるので、血の巡りが悪くなっていきます。
血行が悪くなると、栄養が体に行き渡らないばかりか、体を温める熱も十分に行き渡らずに体温が低下してしまう事になります。
よく体温が1度上がり下がりするだけでもかなり体の免疫も上下すると言われますよね。
1度下がれば、なんと30%も免疫が低下するのですから、体調が悪くなるのも納得ではないでしょうか。
体温低下を防ぐために、冷えを作り出す体内の水分を排出しようと体が働き始めるので、水分が含まれた便、下痢として症状が出てくるのです。
自分の体を守るためにお腹を冷やさないようにするためには、やはり温める事が重要になってきます。
お腹の冷えを予防するには?
お腹の冷えは健康や美容を損なうとは分かっていても、実際にはどうしたら改善できるのでしょうか。
一年を通して冷えに悩む事も少なくありませんから、出来る事から少しずつ予防を始めていきましょう。
- 普段から冷えていると感じる部分を探して温め、保温する
お腹そのものが冷えているだけでなく、手足も冷たいことがあるでしょう。首周り(手首、足首など)も冷えやすいので、靴下や手袋、ネックウォーマーなどを使って保温しましょう。
お腹を温めているのに温まらないというときには、他の部分がまだ冷えているので熱が奪われ続けていたりすることもあります。
汗をかきすぎるとまた冷えてしまうので、体全体をバランスよく温められるようにしてみて下さい。
- 食事、飲み物なども見直そう
よく言われることではありますが、冷たいものや甘いものは体を冷やします。美味しくてつい手が伸びますし、気分もほっとできますよね。私は買い置きなどせず(あればある分だけ食べてしまいたくなるので)、その日食べる分だけを購入するようにしています。
タバコやアルコールなども実は体を冷やしてしまうので、出来れば控えた方が無難です。
「全く摂取するな!」と言われてしまうと逆にストレスになる事が多いので、量を減らしたりするなどの工夫をしましょう。
ダイエットをすることで体にエネルギーが入ってこず、体を冷やしてしまう事もありますので、体重を減らそうと思った時には急激なスケジュールで行うのは止めた方がいいでしょう。
食材も、しょうがや根菜類やネギ類、米類を食べる方が体は温まりやすいです。
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運動不足だと感じるようなら、ストレッチや軽い運動をして血行をよくするのもおすすめですよ。
お腹の冷え対策に使っておきたいグッズ
生活環境を一気に変えるのも大変ですから、お腹周りを温めてくれるのに利用しやすいグッズも一緒に活用する事で、冷えを撃退するのに一役買ってくれます。
・腹巻
お腹の調子が悪くなりやすい方は一度ぐらいはご家族や周囲の方からおすすめされた事があるのではないでしょうか。
手に入れやすく便利なアイテムで、最近は可愛らしくおしゃれなデザインのものもありますよ。
重ね着がつらいというときには薄めのタイプを選ぶといいでしょう。
ウエストウォーマーという呼び方をされていることもあります。
私も実際に上記の腹巻を愛用しています。
薄いので夏場もずっと着けてましたが、全く気になりませんでした。
ただし薄いので、何度か洗濯するとかなり生地がヘタってしまいますが、温かさにはそれほど影響はありませんでした。
お気に入りの腹巻を探してみるのも、意外と楽しいですよ。
・ホッカイロ
体を手早く温めるのには便利ですよね。
お腹周りだけでなく、肩や背中にも併用する事で効率よく全身を温める事ができます。
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他にも、靴下の重ね履き(5本指もおすすめ)やマフラーなども併用し、体をしっかり保温できるように衣服を選ぶのもよいでしょう。
まとめ
お腹の冷えは意識していない方も多いですから、「何となくまたお腹を下してしまった…」とため息を付きながら悩む事も少なくありません。
治し方としては、冷やさないように温める事が一番ですから、普段のライフスタイルを見直しつつ、予防できる事から始めましょう。
対策をする時にはグッズも使うことでより効果もアップしますので、快適な日々を過ごせるようお腹を温めて労わってあげて下さいね。