みかんの皮は捨てずに再利用できる!普段の料理や掃除に使いこなそう
冬場のビタミン補給には欠かせない、そして風邪予防にもぴったりの美味しいみかん。
毎日食べている方も多いですが、その一方で食べた分だけ出てくる皮がなんだか勿体無く感じてしまいますよね。
捨てる前にもう一回、皮も余すことなく活用する方法をお伝えします。
みかんの皮は捨てずに再利用できる?
冬の果物として、みかんは手軽にたくさん手に入るので嬉しいですよね。
こたつに入って暖まりながら美味しく食べるみかんは冬の風物詩と言ってもいいぐらいです。
ただ、みかんを食べる時には皮をむくのに手間がかかります。
そのむいた後の皮はゴミ箱に入れるものの、たくさん食べていると「これは何かに使えないのかな」と勿体無い精神が沸き起こってくるのではないでしょうか。
実はみかんの皮は「陳皮(ちんぴ)」昔から漢方として使われていました。
皮を天日干しをしたもので、よくよく見ると七味唐辛子などの原材料欄にも書かれているので、意外にお世話になっていた事に気がつくかもしれません。
皮に含まれている成分であるリモネンはすっきりとした良い香りがしますしてリラックス効果があるだけでなく、冷え性などにも威力を発揮します。
昔から乾燥させて入浴剤にも使われたりしていたのは理に適っていたと言えるでしょう。
他にも料理や掃除など、日常生活でもいろんな用途があるので、使えそうなら最後に後もう一仕事、みかんの皮にも頑張ってもらいましょう。
みかんの皮を料理に使ってみよう!
おいしく中身のみかんの実を食べた後に出来た皮。
用途も思っているよりたくさんあるのですが、まずは食べる方法です。
農薬を使っていない物を用意して、マーマレードにすることができます。
1.みかんを計って重量の三分の一から半分程度の量の砂糖を用意
2.みかんの皮を形を揃えて刻む(実もあるならざっくりこれも刻む)
3.ゆっくり弱火でことこととろ火がつくまで煮込んで出来上がり
天日干しをしてハーブティーにして風邪予防に飲んだり、チョコに混ぜ込んでも美味しいです。
ホットケーキやクッキーなどにも使えば、手軽にみかんの爽やかな味と香りを楽しめます。
しっかりと乾燥させた後、ミキサーなどを使って粉にしてそれを料理の隠し味や薬味代わりに使う事もできます。
天日干しのやり方も簡単です。
綺麗に皮を洗ってから、ざるなどを用意してカラカラに乾燥するまで置いておくだけです。
天気予報を見ておいて、晴れた日に行うと良いですよ。
作り終えたら、ビンに密封するかジップロックなどのチャックつき袋に入れて空気を抜いて保管して下さいね。
乾燥させた皮は、食べるだけではなくて臭いが気になる所においておけば消臭剤代わりにもなります。
みかんの皮を使って掃除をしよう
みかんの皮に含まれる精油であるリモネンを使う事で、掃除をすることもできます。
手頃な所では油性マジックを落とす事も出来ますし、ホワイトボードに油性マーカーをうっかり使ってしまった!という時にも消しゴム代わりに使えます。
また、魚を焼くグリルは汚れやすく洗うのも大変ですが、使う前に受け皿にみかんの皮をちぎっておくと、リモネンが作用して使用後も洗いやすくなります。
冷凍庫に余裕があれば、少しだけ皮を冷凍しておけばいつでも使えますよ。
風呂掃除をする時にも、皮に含まれるクエン酸の作用で汚れをしっかりと落とす事が出来ます。
皮を煮出してそのお湯を使って雑巾がけをすると、精油の力でワックスを使ったように綺麗にできます。
普通の洗剤だとつらく感じますが、みかんの香りは気持ちよいものですから、楽しんで掃除もできるでしょう。
ただ、この皮の精油も使うものによっては成分がきつい場合もあるので、少量を使って変色等がないか確認してからお掃除に使って下さいね。
まとめ
おいしいみかんも、食べた後の皮が本当に気になってしまいますよね。
捨てる前に再利用もできますので、料理や掃除に使えそうならどんどん使ってみて下さいね。
食べるだけでなく、生活の中でも活躍してくれるので、もっとみかんを食べたくなるかもしれませんよ。