雷が怖いのはなぜか分かれば克服できる?雷恐怖症かチェック!
窓の外から見えた稲光。お腹に響くような、ゴロゴロと轟いたかと思えば地をつんざくような落雷の音。
「雷怖い!!嫌いだ!!」と身を縮こまらせて嘆く方は年齢も男女も問わずに多くいます。
怖かったとしても気持ちを分かってもらえなくて落胆ばかり……。何とか克服したいと自分なりに対策を練って頑張っているのではないでしょうか。
少しでも気持ちが楽に落ち着けるように、できそうなことがあれば焦らずゆっくりやってみて下さいね。
雷が怖いのはなぜ?!理由はあるの?
私自身は昔から雷がなると嬉々として窓の外を食い入るように見つめていたのですが、弟は正反対なまでに苦手でブルブルと頭を抱えて震えていました。
大人になったら多少マシになったようですが、だからと言って「全然気にしなくなった」わけではないので時間が解決してくれるというわけでもなさそうです。
子供でも大人でも怖いですし、少年や男性だったら「男らしくない」と言われ、女性だと「ぶりっ子してるな?」と邪推されて、肩身が狭いことこの上ないですよね。
雷が怖いと思う理由はそれぞれで違うと思いますが、「なぜ怖く感じてしまうのか」が分かればそれだけでも随分とましになることがあります。
「理由を考えるのも怖い」と落ち着かない気分になると思いますが、単なる「怖い」が「○○だから怖い」になれば多少は対処しやすくなってくる……はず。
1.光が怖い
真っ直ぐ自分に向かってくるような印象がありますし、また落ちてくるかも!?と次の雷の兆候にも思えてくる。
2.音
雷のあの地を這うようなゴロゴロという音もびくっとしますし、落ちた時の轟音も凄まじいですよね。
3.自分に落ちてくるかもしれない
当たる確立はとてつもなく低いと言われていますが、現実に雷が落ちているのを見ると「自分にも……」と不安になってくる(雷恐怖症?)
4.へそが取られる!というような迷信を親兄弟から刷り込まれた
良かれと思っての教訓もあれば、からかいの意味もあるので、「雷=怖い」と刷り込まれてしまった……
5.新聞やテレビのニュースで見かけて怖くなってしまった
意外と落雷に関する話題ってないわけではないのですよね。実際にかみなりが落ちたのを目撃したという方もいるぐらいです……さすがにそれは怖い。
他にもいろんな理由はありますが、雷はどこから発生するのかもわからず、瞬間的で避けるにも避けられないし、当たった時のことを考えると本当に身震いするというレベルではありません。
天気のいい日に「次こそは勝ってやる(?)」というような気持ちで理由を探ってみてもいいかもしれませんね。
雷が怖いのを克服したい!
完治する、というのは中々難しいのが「怖い」という感情です。
理由を考えるのも一つの方法だったりしますが、他にも恐怖を軽減するためにできることが幾つかあります。
- 雷に対するイメージを変える
私の場合は「綺麗なもの」というイメージだったりします。稲光みたらワクワクしてしまうので。とはいえ、屋外だと万が一にでも落ちたら怖いので、その時は身を隠せるような場所を探しつつ光を目で追っています(無茶はしないで下さい)
音がして大きな光というと花火がありますけど、花火と思えというのは言いすぎですから、何かしら印象が変われば楽になるかと。
- 音楽を聴く
今はスマホがあるので便利ですよね。急いでイヤホンをして大音量で音楽を聴く。お気に入りの音楽で落ち着くのもよし、爆音でごまかすもよし。面白い動画で気を紛らわせるのもよいですね。 - 耳栓、イヤーマフをする
耳栓やイヤーマフで音を遮断しましょう。耳栓がすぐ近くになければ、ティッシュを水で湿らせてから滴り落ちないように絞って耳栓代わりにするのもおすすめです。 - 窓にカーテンを閉める
光が苦手な方はやっておくとましです。 - 布団をかぶる
音も光も遮断します。自宅であれば一番安心できる方法? - 一人にならない
自分だけしかいないと余計に気持ちが焦って恐怖感が増すので、コンビニとかあれば駆け込んだらホッとします…… - 深呼吸をする
気持ちを落ち着けるために、深くゆっくり息を吸いましょう。でも、落ち着ける場所じゃないと無理ですね。腹式呼吸ならなおよし。 - あきらめる
自然には勝てないのだ、と。仙人のような気持ちで…仙人? - 雷苦手仲間を探す
実生活、リアルでは仲間を探すどころか「何を言っているんだい?」と不思議そうに首を傾げられるだけかもしれませんが(または恥ずかしい、照れて自分は秘密にしているとか)、ネットなどでは結構同士が見つかるので、「私だけではない」と安心できますよ。
すごいと思った克服方法に、「慣れるまで耐える」というのがありましたが、それは「どこまで耐えたら克服した事になるんだろう?」と困惑してしまいました(苦笑)
たまに動画で自然音を聞いていたりしますが、そちらで雷鳴音とかもあったので、無理のない範囲で聞いてみるのも、いえ、無理のない程度で、雨音ぐらいから徐々に視聴を始めてみるといいかもしれませんね。
雷恐怖症かをチェックしよう
雷が怖すぎて「雷恐怖症」という症状もあるそうです。
恐怖症でよくあるのが、例えば
- 体が震える
- 思わず声が出る(叫ぶような感じで)
- 汗が出る(冷や汗、手汗など)
- パニックになる
- 嘔吐感、吐き気がしてくる
- 心拍数が上がる
というのが挙げられますが、もちろん何か当てはまったから絶対に「雷恐怖症」というわけではありません。
とはいえ、雷恐怖症の場合だとさらに安心したくて「誰かいないかな?!」と家なら家族を探したりしますし、友達に声をかけたり、とにかく自分以外の他者の存在があって安堵できるので、一人だと余計パニックになって怖い気持ちが増幅されて症状悪化になったりします。
本当に苦手でどうしようもないというところまで来ると、どきどきといつも以上に動悸が激しくなるのも自覚できますし、気分も悪くてふらふらしてきたりするのです。
雷が鳴らないように天気予報のチェックを何度もしたりする、など。
あまりに怖くて何とかしたいと思ったら心療内科で相談もできるので、克服するための手段の一つとして覚えておくのも良いと思います。
まとめ
雷を見たときの反応は、人の数だけと言っていいほどあります。
喜ぶ人もいれば、怖い人もいます。
怖いのを克服したい!と奮起したら、周囲の方にも頼れそうなら頼りつつ、少しずつできるところから始めてみて下さいね。